地域の安心のために・・・総合的な診療
内科的総合診療
地域のかかりつけ医として、慢性的な病気の日常管理・治療を行います。
複数の病気に悩まされている方も多いでしょうし、それぞれ別の高次医療機関への通院が必要な方もいらっしゃるかと思います。かかりつけ医として、それぞれの重症度や治療必要度・優先度を考慮し、医療機関の調整役も担いながら総合的に診療していきます。
急な変化が現れた際には初期対応・初期診療を確実に行います。必要な場合には近隣の医療機関と連携をはかりながら、適切な対応に努めてまいります。
循環器系疾患
Silent killerとも呼ばれる高血圧症は、発症した時にはすでに生命にかかわる状態であることが多い病気です。ですから「発症させない」ことを目標とし、「飽きることなく長くお付き合いすべき疾患・治療」となります。
変わりない通院に疑問を感じる方が多いのではないかと思いますが、変わりない通院を続ける事こそが治療の目標なのだと思います。
また閉塞性動脈硬化症をはじめとする末梢動脈疾患、狭心症や心筋梗塞、心不全等の心臓の病気に対しても、増悪させない、より安定した状態を維持することを目標に努めてまいります。
糖尿病などの代謝性疾患
いまや国民的病気ともいえる糖尿病ですが、世界中の先進国を中心に莫大な研究費が注ぎ込まれていることもあり、かなりの進歩がある分野の一つかと思います。
予防はもちろん大事ですが、病気に至ってしまった方の生活の質(QOL)を考慮した治療方針の決定も大切だろうと考えます。近隣医療機関の協力もいただきながら、最新の知見を基に治療環境を提供していきたいと考えております。
その他一般内科的診療
いわゆる風邪や胃腸炎等、日常的に起きることが多い病気に対しても、油断することなく積極的に関わっていくことがかかりつけ医の仕事と考えています。
外科的診療
外科医としての知見・経験を、地元の方々のために役立てたいと考えております。
ケガ等の一般外科的診療
日常的に起こることの多いすり傷や切り傷などの怪我の診療を行います。また皮膚の化膿、爪の病気等にも対応いたします。
皮膚欠損創に対しては、一世風靡した「ラップ療法」に近いスタイルかと思いますが、それにこだわりすぎることのない方針を立てて治療にあたっていきます。
下肢静脈瘤
がんや成人病などの病気ほど命に関わることの少ない病気ではありますが、生活の質という面では非常に重大な問題を抱えうるのが「下肢静脈瘤」という病気です。当クリニックでは、ストッキング等の生活の指導から始まり、硬化療法、静脈結紮術を中心とした外科的治療を提供していきます。
最近ではレーザーを用いた治療が保険適応となり普及し始めていますが、発展途上ということもあり医療機関が限定されているのが現状です。適応のある方には近隣の血管外科(佐久総合病院(本院) 等)を紹介させていただきます。
鼡径ヘルニア(脱腸)
鼡径ヘルニア(脱腸)は子供だけの病気ではなく、大人においても非常にポピュラーな疾患であり、なおかつ様子を見るべきではない、診断がつき次第に手術を検討すべき疾患です。
ヘルニアの状態と患者様の体の状態を適切に捉えつつ、種々の手術術式を念頭におきながら医療機関を紹介させていただきます。
体のこと、病気のことでお困りの際には遠慮なくご相談ください。それぞれの方に応じたベストな方法を一緒に考えていきます。